TS−990メモリ管理ソフトがないので自作しました
2023/10/30
TS−990のコントロールソフトであるARCP-990、便利に使っているのですが不十分な点があります
そのうちの1つがメモリ管理、TS-990本体から読み出したデータのTS-990への書き込みは対応されていますが
読みだしたデータの加工が出来ません、メーカーに問い合わせましたが対応していないとの事でした
グループ毎にモリ書込みを行い、用途に沿った名前を付けて保存すればよいのですが、チャンネル毎の設定項目が多く
書き込むためにはTS-990本体のVFOやモードほかを設定してから各チャンネルに書き込む必要があります
マニュアル片手に多チャンネルを1度に書き換えるには相当な手間と時間がかかります
ソフトが対応していないという事で、チャンネル毎に書き換えを始めましたが時間を費やすのみで作業がなかなか進みません


という事で、時間の無駄を省くため、メモリデータの書き換えが簡単に出来るように工夫しました
各コマンドがパソコンからTS-990を制御するコードが異なり、情報もないのでコードの解読から始め、少し時間がかかりましたが
各メモリチャンネル/プログラムスキャンポイント/メニュー機能、更にはオートモード周波数も自由に書き換えが出来る様になりました
BCL専用、実験専用、CW/SSB用など作成し、用途に応じてTS-990内容の書き換えが可能です

各項目入力画面
各データ(周波数やモードほか)を黄色部分にプルダウンリストから、または手入力します


TS-990転送用生成データは自動でを作成されます
黄色部分をARCP-990を使用してTS-990に転送すれば書換が終了します


楽にメモリ管理が出来る様になりましたが、必要なファイルを作成してしまうと
ファイルの書き換えは滅多に発生しませんので”滅多に使わない”となりそうです

同じ様にTS-990コントロールソフトの各種設定も簡単に書換出来る様にしました
こちらも1度設定してしまえば”滅多に使わない”ですね


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Sekine   Masahiro
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