2022/06/20
廉価スペアナを入手してQRPP送信電力を測定してみました(今回はFT8(JTDX))
QRPPPの基本設定は
無線機本体の設定(Mic・PWR・ほか関連VRをMinに、USBAudio入力レベルを1に設定
JTDXのPwrVRを-45db(Min)に、PCのサウンドレベルを100に設定する
入手した中華スペアナ
先ずは本体に内蔵されている自己キャリブレーション機能を使用してで校正します
次にQRPPでQRVしている7Mhz 帯の測定誤差を確認します
左がSG、7.050Mhz/-30dbmの信号を中華スペアナで測定しズレのないことを確認します
送信機を中華スペアナに接続し測定開始です
送信機のアンテナ端子に中華スペアナを接続し、出力が基準となる-13dbになるまでオーディオATTを調整します
オーディオATTを-21.5dbにした時、送信出力が-13.062dbとなりました、これを基準として出力を下げて行きます
オーディオATTを1dbずつ下げながら都度スペアナの読みを記録して行きます
記録した値dbを
xcelを使用して送信出力を計算します
今回の実験条件下ではオーディオATT-55dbにした時が限界、これ以下ではスペアナの読みが難しくなりました
オーディオATT-50db、この時のスペアナの読みは-42.06db(62.23ナノワット)まで出力を落とす事が出来ました
結果、送信出力50mW〜62ナノワットまで調整可能となります
また、送信出力5W〜50mWの範囲では無線機本体の音声入力レベルを調整し(100段階に調整可能)同様の測定方法で
出力を算出しています
62ナノワット以下での実験をする場合は外部ATT(0〜-90.9db)を使用予定です
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