バイクにカーナビを取り付ける  

                               

  

   最近、急激に老眼が進み、地図を見るのに老眼鏡が必要になって来ました。特に遠乗りの場合、バックから地図を出し、  

   眼鏡を出して見なければいけなりません。(遠くは良く見えますが・・・)

   とにかく地図を見るのが面倒くさい。という訳で、最近はやりのカーナビを取り付ける事にしました。

   ゼファーの場合は収納能力が非常に悪いので、カーナビ本体を収納する事が不可能、車でも使いたい事などから、タン

   クバックに収納可能な小型のカーナビを探す事になり、近くのカーショップへ。

   高価な高級機種がたくさん並んでいますが何れも本体が大きくタンクバックに入れるなど不可能です。店員さんに「安くて、

   小型のものはないか」と尋ねたら、CD−ROMタイプでよければ安くて、小型がありますと教えてもらったのが写真の装置

   です。確かに小型で機能も豊富(テレビも見えるしFM文字多重、VICS、インターネットも出来ます。)、しかも値段も安く、

   定価の半額以下でした。

         

             (持ち歩く時は上の写真のモニタ部分のみ取り外し使用します。アンテナも内臓)

   ちょっと厚みが気になったが、タンクバックにも問題なく入りそう。ちょっと迷ったが購入してしまいました。

   家に帰り早速タンクバックへ、ぴったりと入ります。(よしよし)

   次は取り付け方法です。と言っても電源と、アンテナを接続すれば完了です。

   電源は、無線機用に取り出した電源をそのまま流用。無線機とカーナビを同時に使用したときの電流がヒューズの定格

   を余裕でクリアーしている事を確認し、簡単に取り外しができるようにコンセントを取り付けました。

                         

   装置にはACアダプターが付属していますので、(このカーナビは充電式バッテリー内臓で持ち歩きが可能なのです。)部

   屋の中で基本操作を一通り行い、早速バイクに取り付けて見ます。

   本体をタンクバックに入れ、アンテナを接続。アンテナには磁石が付いており、タンクには取り付けられますが、タンクバッ

   クを取り付けるとアンテナを取り付ける場所がありません。仕方なく、アンテナもタンクバックの中に入れることにし、マジッ

   クテープで固定しました。

                    

          (タンクバックの普段地図を入れている透明カバーの所にセッティング、アンテナもこの中)

   電源を入れます。日陰では何とか見えますが、日光の下では画面がほとんど見えません。これは問題です。

   音声案内が付いていますが、これだけで問題なく走行できるのか不安です。その他、バイクのノイズによる影響も心配で

   す。これらは実際に試すしかありませんので、30kmほど離れたバイク屋さんにナビを使っていって見る事にしました。

   電源は切り忘れ防止のためエンジンをかけないと電源が入りません。エンジンをかけ、しばらくすると問題なく動作します。

   ノイズは問題無さそうです。(ノイズはこんな高い周波数まで伸びていないんです)

   走り出し、左手で直射日光を避けて画面を見ると確かに動作しています。

   音声での案内も女性の声でなかなか宜しい。今日はつもの道ではなく、音声案内にしたがって素直に行ってみる事にしま

   した。若干、予想と違うルート案内でしたが無事到着。まったく問題の無い事が確認出来ました。

   (音声は無線用にヘルメットの中に組み込んであるスピーカーを使用しました。)

   先日、これを使って約300kmの遠乗りをしてきましたが、地図を確認する煩わしたと、何処を走っているのだろうと言う不

   安感から開放され、運転に集中できます。画面が見えなくても音声案内のみでほとんど問題ない事も判りました。

   外せば外観にはまったく変化はありません。また簡単には取り外せる様にしましたので、バイク、車で大活躍です。

   

 

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Sekine Masahiro
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