BlackBard搭載のFT-90を修理する
2011−10−30
昨日オートバイ仲間と遠乗りに出かけた
出発前に無線機のコントロールパネルを取り付けようと両面テープを探したが見つからず止むを得ずハンディー持参となったが無変調で使い物にならず
やはり搭載機をしっかりメンテしなければとFT-90のメンテを行った
搭載機のFT-90は以前から変調にノイズが乗りひどい時には聞き取れないとクレームがあった 何度か修理に挑戦をしたが原因がわからずそのまま使用していた
エンジンをかけなければ問題なくエンジンをかけた途端にカリカリとノイズが入る
あちこち振動を加えるとその振動にしたがってノイズが出る事は以前確認したときに判っている
FT-90にはPTTSW、MIC、SP、それに電源とアンテナが接続されている
まずアンテナコードの確認点検 問題ない コネクタも洗浄したが変化なし
次に怪しそうなMICコネクターの掃除をしたが変化なし
念のためSP、PTTのコネクタも洗浄したが変化なし
残るは本体内部でどこか不安定な場所があるか電源コードしかない 電源コードに振動を与えるとノイズは出るが本体のどこをたたいても同じ状況だ
電源コードの切れ掛かり? と思いオートバイから本体を外しシャックに持ち込みふたを開ける
基板を外してみたが基板やフレキシブルケーブルも問題なさそうだ
電源ケーブルもしっかりしていて問題ない様に見えるが残りは電源ケーブル
手持ちのケーブルを加工して交換した
組み立ててオートバイに仮に組み付け確認するとあれほど出ていたノイズは大方消え去り問題なしと判断し元通りオートバイに組み付けた
長年オートバイに設置したままなので振動で電源ケーブルが切れかかっていた様だ
この無線機 最初はZephyrというカワサキのオートバイに搭載してから10年
Zephyrで13万km 現在のBlackBardで4万キロ 計17万キロ オートバイの激しい振動によく耐えている
品質の良さに感心する
結局下の写真の部分の切れかかりだった
電源ケーブルを交換して修理完了
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