IC-7000ドリフト対策(For FT-8)
2019/03/21
モードFT-8で430HzでCQを出している局を呼びましたが全く応答なし
最初は理由は判らずにいましたが、文字QSOソフトのモニターを見ると受信周波数がドリフトしているのが判明
相手局がドリフトと信じて疑いませんでしたがそうでは無さそうです
IC-7000の本体パネルのTEMP表示を見ていると送信中、送信後共に温度変化が確認できます
廉価タイプのモービル機、ここまで要求するのは酷でしょうと諦めていました
しかし本日一念発起、温度が変化するのであれば押えればよいと冷却強化をして見ました
 
取り敢えずヘアドライヤーで強制冷却してQSOして見ました
ドリフトは多少ありましたが何とかQSO成功、430Mhz FT8初めてのQSOです


ヘアドライヤーを無線機の上に置いておくのも見てくれが悪いので、内蔵の冷却ファンを連続運転できるように改造します
先ずは回路図を確認します
なるほど・・・・


該当回路からリードを引き出して 裏コネクターの隙間から本体の外へ引き出します


強制冷却用スイッチを前面に仮取付しました


強制冷却にて交信中、思いの外ドリフトします
でもQSO出来ました


送信開始時、一気にドリフトしますが2回目の送信以降はまあまあ安定しています
1回目のコールでは取って頂けませんでしたが以降問題無く交信出来ました


交信出来なかった430MhzのモードFT8が何とかQSO出来るレベルになりましたが簡単に更なる効果を期待するにはカバーを外して放熱効果を上げるとか・・・・
外部送風機を兼用して無線機本体の温度上昇を防ぐ・・・etcc

追記記
暫く連続冷却ファンを回転させたままにしていると(数十秒)送受信時のQRHがほとんど無くなる事が判明明
上部3列が実際にQSOした時のものですがQRHはほとんど見られません
これなら安心してQSO出来ます
フルパワーでもQSOして見ましたがQRHは数Hz、問題ありませんでした



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