TS-990の遠隔操作実験-4(遠隔操作で電鍵を叩く)
2014/07/31
 
TS−990の遠隔操作(電信運用時)に使用するためのエレキーを製作しました
金曜日に代金を振込み土日を挟み月曜日には手元に届きました
 長短点メモリ付、11文字〜140文字/分、サイドトーン、バグキーモード対応可、表面実装基板付
 

PICを使用したキットです


説明書と部品


部品の過不足を確認すると共に製作し易いように並べて置きます


一通り部品を取付け動作を確認しましたがウンともスンとも言いません
部品の誤配置、パターンブリッジ等確認してみましたが不具合は見当たりません
思い切って部品を全て外し、パターンブリッジがない事を再確認し再度最初から組立てました
今度は短点は正常に発生しますが長点が連続となり丁度バグキーの様な動作をしています


短点は正常、長点が連続、回路図を良く見ましたがこの現象と一致する不良条件が見つかりません
こんな時先日購入した中古オッシロが活躍します
短点は正常なのでPIC、出力のスイッチングTrは生きています
バグキーの様な動作をしているのでバグキーモードになっているのではとPICの端子を調べると正にバグキーモードになっています
ブリッジしか考えられません
老眼鏡を二重に掛けてパターンをチェック
半田ブリッジを見つけて無事解決




不具合も有り、完成まで半日掛かってしまいました

早速エレキーにパドルを接続し運用してみました
特に大きな問題もなく動作しています






さて、電鍵で遠隔操作するためにはエレキーの信号(トーン信号)をSkypeで送り、送信機に接続しているPCで受け、トーンスイッチを使用してキーングする心算です
残念ながら本キットはサイドトーン付とは言っても圧電SP用の出力となっていてこのままでは使用出来ません
新たにトーン発生器を作製する必要があります


本日はここまで
トーン発信機とトーンデコーダーが完成したら実験再開です

穴あき基板のキットも発売されています
こちらを使用した方製作も簡単でブリッジ等の発生確率も減りトラブルの発生は少ないと思います

暫くはこの状態でオンエアーして楽しむ心算です




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