単車通勤( 秩父から、正丸峠-飯能経由で青梅市へ)

  

  

   01年11月1日より青梅に転勤になった。

 通勤距離は高速(関越、圏央道)を使って往復約150km、秩父から正丸峠を越え、飯能経由で青梅に入る場合は約130Kmだ。  

 今までは深谷まで通勤し往復65kmで倍以上の通勤距離となった。今まで通勤帰りに、「もう少し走りたい」と思ったことが度々あっ

 たが今回は倍の距離。交通事故と通勤疲れには要注意だ。

 家を6時30分に出て140号を東に進み、花園インターへ、ここまで約30分、チケットを取り(厚手の手袋をしているため、ここで何

 時も手間取る。)、ひたすら圏央道の分岐点まで向かう。昨年から単車も最高速度100km/hとなったが、この速度ではどんどん抜

 かれてゆく。今まで(カブ)と違い、ネイキッドの単車ではスピードを出す気にもならず(本当はアクセルを開くのが怖い)ゆったりと走

 る。エンジン音は70km/hの辺りが一番心地よい音だ。100km/hになると、排気音の音程が上がり私の耳にはあまり心地よく

 ないが、ゆっくり走る訳にも行かないので80〜100km/h前後で走行している。

 しばらく走ると圏央道の分岐点が見えてくる。左車線に移り、そのまま圏央道へ、青梅までもうすぐだ。

 青梅インターを出るのにハイウエーカードと高速切符を取り出し(ここでまたもたつく)これを降りれば会社はすぐそこ。バイクの場合

 は会社内にある駐輪場に止められるので便利。ライダーウエアーを脱ぎ、職場に着くまで遅くても1時間10分。

 しかし高速は防音対策のため景色もほとんど見えず、面白くない。しかも何か有ったら生身の体、危険がいっぱいだ。

 相棒でもいれば千鳥走行でスペース確保が可能であるが、1人ではそれも出来ない。

 最近は高速を使わず、正丸峠を越えての通勤が多くなった。

 峠越えの場合は家を出て140号を秩父方面(西)に向かい、秩父市内の渋滞(といってもたいした事ないが)を避けて抜け道に入り

 254号に出る。254に入るとそこから峠が始まる。景色も四季を感じさせてくれるし、緩やかなカーブが続き乗っていても気持ちが

 良い。ほとんどの場合トラックがおり、場合によっては40km/h程度で走行しているので数少ない信号で先頭に出る。

 後はトラックより一寸早い速度で走れば前を走行している車にも近付かず排気ガスを吸うことも無く、本当に気持ちよく走れる。

 この時期、路面凍結には注意が必要だが最近の道は水はけが良く、雪でも降らなければ、雨の翌日でも路面全体が凍っている事

 はない。しかし油断は禁物、路面が凍結し光を反射している場所が随所にある。

 峠からトンネルを抜けると今度は下りの連続カーブが続く。ここまで家から30分。

 トンネルを抜けると秩父側と比較すると気温が暖かく、道が凍結している事も滅多に無い。

 連続カーブの峠を20分ほど下りと飯能市内に入る手前から渋滞が始まる。当初はこの渋滞に乗り飯能市内を通過して青梅に抜

 けていたが、最近、渋滞が発生する直前(西部秩父線の武蔵横手駅横)から団地を経由し70号に出る飯能市内を回避する抜け

 道を発見し(車1台がやっと通れる)以後そこを利用している。

 この抜け道で時間が短縮されたが、飯能名栗線(70号)を横切って、抜け道を通り青梅飯能線(19号)に入る。ここまで約1時間。

 岩室温泉街を通過し、笹新田峠を越えた辺りから青梅市内の軽い渋滞が始まる。ここは通学路でもあるので子供には特に気を使

 う。ここから会社まではほんの4〜5km、家を出てから1時間20〜30分で着替えを済ませ、席に到着する。

 最近は高速を使わず、もっぱら峠越えでの通勤が多くなった。と言うよりは高速は数回しか利用しませんでした。

 景色は最高、適度なカーブもあって単車通勤には最適ルートです。

 ただ、今の季節、雪が降ったら峠も高速もだめ。小川町経由しかないのだろか・・・

 雪が降ったら単車に乗れない。車通勤はあまりしたくないし・・・

 雪が降りません様に。

 

      

                                                   

 

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